桜は、毎年1月下旬~5月にかけて、日本の南・沖縄県から北は北海道まで日本全国で咲き誇ります。古くより日本人を惹きつけてきた桜の花は、多くの表現者を魅了し、短歌や俳句、絵画等の様々な表現領域で芸術家されてきました。今日においても、桜を画題とした現代日本画の素晴らしい作品が、桜に魅せられた画家たちによって制作され続けています。当館では、日本画家との交流や桜花賞展の開催を経て、日本全国の桜の作品を収蔵しております。
当館のコレクションの中から満開の桜の作品を展示する「桜百景」は、桜の名所である目黒川のほとりに位置する当館へお越しいただいた方々に「お花見」を楽しんでいただくための展示室として、多くの方々よりご好評をいただいております。全国の桜の名所・名木を描いた作品を中心に、「桜」の絵画を随時お楽しみいただけます。現代日本画で表現された桜の世界をお楽しみください。